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XMのビットコイン・仮想通貨の詳細
XMでは為替取引の他に、ビットコインをはじめとする仮想通貨の取引が可能です。
ビットコインとは仮想通貨の一種で一番はじめに出来た仮想通貨です。
仮想通貨の一番の特徴は、円やドルなどのように紙幣や硬貨が存在せず、インターネット上に存在する通貨でありバーチャルな存在です。
但し、インターネット上といっても、オンライン上だけでは無く、オフラインの記録媒体に保存及び保管することが出来たり、印刷して紙で保管したりすることも可能な為、現在では世界的にも多くの国で通貨としての認識が強まっており、店舗などでの決済方法として仮想通貨を利用する人が増えてきています。
そんな便利な仮想通貨ですが、有名なビットコインをはじめ仮想通貨の種類は全部で2000種類以上もあると言われています。
XMで取引可能な仮想通貨は以下の5種類です。
- BTC/USD(ビットコイン/米ドル)
- BCH/USD(ビットコインキャッシュ/米ドル)
- ETH/USD(イーサリアム/米ドル)
- LTC/USD(ライトコイン/米ドル)
- XRP/USD(リップル/米ドル)
但し、XMで仮想通貨の取引を行う場合は為替取引とはルールとスペックが異なるので注意が必要です。
- MT5口座で取引可能
- 最大レバレッジ5倍
- 仮想通貨取引はCFD商品扱い
- 平日取引のみ対応
MT5口座で取引可能
XMで仮想通貨取引をする場合は、MT5プラットフォームの口座に対応しています。
現時点ではMT4プラットフォームには対応していないので、既にMT4プラットフォームの口座をお持ちの方は、追加で新たにMT5プラットフォームの口座を開設する必要があります。
最大レバレッジ5倍
XMでの仮想通貨取引は為替取引のように最大レバレッジ(888倍、500倍)は設定されておらず、必要証拠金維持率で決まります。
XMでの仮想通貨取引は必要証拠金維持率20%となっている為、レバレッジ換算すると5倍という計算になります。
仮想通貨取引はCFD商品扱い
XMで仮想通貨を取引する場合、CFD商品の一部として取引することになります。
本来は取引所などで実際に仮想通貨を買ったりして保有するのですが、XMの場合は「仮想通貨FX」といって為替取引やCFD取引などと同じように、仮想通貨の価値が上がったり下がったりする事で利益を得る投資法です。
その為、XMで仮想通貨の取引をしたとしても、実際に仮想通貨を保有している訳ではない事を理解した上で取引する必要があります。
平日取引のみ対応
XMでの仮想通貨取引は為替と同じく平日取引のみの対応となっています。
仮想通貨取引の場合、国内業者をなどは基本的に土日関係なくいつでも取引できるのですが、XMの場合は平日の時間内だけ取引となっている為、ポジション調整や週末の持ち越しには注意が必要です。
XMのビットコイン・仮想通貨のメリット

XMでの仮想通貨取引では従来の為替取引と同様にXMならではのメリットがあります。
XMのビットコイン・仮想通貨のメリット
- 100%入金ボーナスに対応している
- 追証なし(ゼロカットシステム)
- MT5で取引可能
100%入金ボーナスに対応している
仮想通貨取引が100%入金ボーナスに対応しているのは言うまでもなくXM最大のメリットと言えます。
XMでの仮想通貨取引では、必要証拠金維持率が20%となっており実質レバレッジ5倍での取引となる為、ある程度の資金がなければトレードできないのですが、100%入金ボーナスにより証拠金を増やすことが出来るのは非常にありがたいです。
追証なし(ゼロカットシステム)
仮想通貨取引においても、為替取引やCFD取引と同じく追証が発生しないゼロカットシステムが採用されています。
仮想通貨は流動性が非常に激しく日々急落高騰を続けており、一回の値動きで資金を飛ばしてしまった方も多いのではないかと思います。
特に仮想通貨流出事件では仮想通貨の価値が大暴落し多くの投資家が被害を被っています。
しかしXMの場合は入金額以上の損益が発生することはないので値動きが激しい仮想通貨には安心のシステムです。
MT5で取引可能
XMでの仮想通貨取引は、専用のプラットフォームではなく従来のMT5プラットフォームの口座を使用して取引が可能です。
XMでは複数の口座を持つことが可能なので、仮想通貨用の口座を持つことも可能ですし、同じ口座で為替取引・CFD取引とまとめて取引することもできるので管理がしやすいメリットがあります。
但しMT4プラットフォームの口座には対応していないので、MT4プラットフォームの口座しかもっていない方は新しく追加でMT5プラットフォームの口座を作る必要があります。

XMのビットコイン・仮想通貨のデメリット

XMでの仮想通貨取引では従来の為替取引と異なるスペックもあり下記のデメリットがあります。
XMのビットコイン・仮想通貨のデメリット
- 最大レバレッジ5倍
- スプレッドが広い
- スワップポイントがマイナス
最大レバレッジ5倍
XMの魅力は何と言っても最大レバレッジ888倍という超ハイレバトレードができることですが、仮想通貨取引の場合はレバレッジではなく必要証拠金維持率で決まってきます。
XMの仮想通貨取引ではどの仮想通貨も必要証拠金維持率は20%に定められている為、実質的なレバレッジは5倍相当の効果しか得ることが出来ません。
ハイレバトレードが売りの海外FX業にとっては最大レバレッジ5倍というのは少し物足りなく感じてしまうと思います。
スプレッドが広い
XMの仮想通貨取引はスプレッドが非常に広いです。
取引所などでの仮想通貨の取引の場合は一般的に手数料が発生するところが多いですがXMでは取引手数料が無料の代わりにスプレッドが広めに設定されています。
仮想通貨の種類によっても少し違いはありますが、一番有名なビットコインでは最小スプレッド60ポイントとされています。
例えばBTC/USDを1Lotのポジションサイズで取引したとすると日本円で約6,000円のスプレッドが掛かっているということになります。
これは国内業者を含めた仮想通貨を取り扱っている業者の中でも高い数値になります。
1Lot取引するたびに約6,000円マイナスになると考えると、継続して利益を得るには相当の技術と経験が必要になります。
スワップポイントがマイナス
XMの仮想通貨では売り買いどちらのポジションを持ってもスワップポイントがマイナスになってしまいます。
スワップポイントとは通貨の金利差によってポイントを得ることを言います。
通常は金利の高い通貨を買って、金利の低い通貨を売ることで生まれる金利差を得ることが目的ですが、ビットコインを含むXMの仮想通貨は売りでも買いでもマイナスのスワップポイントが発生してしまうのです。
つまり、XMで仮想通貨のポジションを保有している限り証拠金が減っていってしまうということになります。
XMでのビットコイン・仮想通貨取引はおすすめしない

以上をまとめると、XMでの仮想通貨取引はオススメできません!
その理由は、XM本来のメリットを活かすことが出来ない事と、それによって生まれるデメリットがあまりにも大きいことです。
100%入金ボーナスに対応していて、追証がないことは国内業者には無いXMならではのメリットです。
ボーナスを活用することで証拠金を増やし、追証がないので値動きが激しい仮想通貨でも一撃が狙える点は国内業者に比べて嬉しいポイントではありますが、そもそも仮想通貨取引の場合は必要証拠金維持率が20%と高く、実質的なレバレッジが5倍の為資金効率が悪くなってしまいます。
そして一番の決め手になるのがスプレッドの広さとマイナススワップポイントのダブルパンチです。
おそらく仮想通貨取引をしているほとんどの人は長期保有目的で取引している人が多いのではないかと思います。
しかしXMでの仮想通貨取引の場合は売りでも買いでもマイナスのスワップポイントがついてしまう為、ポジションを長期的に持っていれば持っているほど資金が減っていくのです。
では、ポジションを持ち越さなければマイナスのスワップポイントは発生しないのだからデイトレードで取引すればいいのではないかと考える人もいるかと思いますが、その方法の場合はスプレッドの広さが壁になります。
スプレッドのデメリットを抑えるために長期保有した場合はスワップポイントでマイナスになり、スワップポイントのデメリットを抑えるためにポジションを持ち越さずにデイトレードもしくはスキャルピングでトレードするとスプレッドでマイナスになるのです。
つまり、スキャルピング・デイトレード・スイングトレード・長期保有どのトレードスタイルで取引してもマイナスのコストが発生してしまうということです。
そして最大レバレッジが5倍相当で資金効率が悪いことを考えると、XMの仮想通貨取引で利益を上げ続けるのは至難の業と考えます。
しかしながらビットコインをはじめとする仮想通貨はこれから先もっと世界中で普及されることが考えられます。
これから更に仮想通貨が通貨として世界中で認知されるようになってくれば、仮想通貨の市場価値が高まり我々トレーダにおいても取引しやすい環境に改善されていく可能性は大いにあると思います。
仮想通貨はまだまだこれからの未来がありますので今後に期待したいと思います。
